本の出版
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◆自己紹介

 

はじめまして、本の出版ナビゲーター・鹿野青介(しかのせいすけ)と申します。

 
196#年1月生まれ、「しかのいえ」在住、家族5人暮らしです。最寄り駅はJR埼京線の十条(じゅうじょう)。近ごろテレビの散歩バラエティなどにもちょくちょく登場する、大きなアーケード商店街が有名な、城北エリアの下町です。
昭和の終わりと共に大学を卒業し、平成の始まりと共に都内の中堅出版社に就職、以来30年以上に渡って勤務し続け、出版の業界で仕事をしてきました。平成19年(2007年)以降は、退社までに取締役、常務取締役、監査役を歴任させていただいています。
 
 

出版業界で20年間「営業」の仕事をしてきました。

 
仕事の現場で最初に携わったのは「営業」でした。 
全国の書店様、取次様の担当者とお会いし、単行本の販売促進をする仕事です。エンドユーザーに働きかける直販ルートの開拓にも従事し、最終的には営業・販売部門の責任者の任を拝命していました。約20年に及ぶ営業の仕事でしたが、その間、単行本だけでなく、マネー・投資系のビジネス雑誌や、健康雑誌のゼロからの立ち上げも経験させてもらいました(質・量共に、単行本の出版とは比較にならないくらい骨の折れる大仕事だったのです、これが……。ご興味のある方には、お目にかかった時にお話ししますね)。
 
 

続く10年で携わったのは単行本の「出版企画プロデュース」の仕事でした。

 
本の出版によって、様々な情報を発信したい方々のお手伝いをする仕事です。著者の皆様お一人おひとりの出版の「目的」に応じた、本のテーマの選択や読者層の絞り込み、構成案(目次案)の作成や、本のタイトル付けも含めた各種のコピーライト、本文・装丁デザインのディレクション、刊行後のパブリシティ等々、単行本出版の川上から川下まで、著者にぴたりと寄り添ってサポートをさせていただく仕事です。勤務していた出版社では、ある程度のご出版費用を著者に負担していただくケースもあったので、新たな著者の方と出会うための企画営業的な仕事も大切な業務でした。取材を始めとする編集の実務作業や、原稿の作成や、実際の本のデザインなどは、社内外の優秀なプロたちにもたくさん協力してもらいました。一点一点、その企画にとって最善のチームを組みながら、短くて半年程度、長ければ数年の時間をかけて、こつこつと作らせていただきました。退社までに、おかげさまで100名を超える方々のお手伝いをさせていただきました。これまで仕事を任せてくださった著者様、力を貸してくれた仲間たちには感謝の言葉しかありません。この場を借りまして、心より篤くあつく御礼を申し上げます。有難うございました。

◆本の出版ナビゲーションとは

 
「令和」という新しい時代と共に、私は独りになりました。組織や会社の利害関係を離れた今、私が取り組みたいのは、本を書きたい、本を出したいと思っている方々のお手伝いです。これまで携わってきた出版企画プロデュースの仕事と大きく重なる部分もありますが、もう少し詳しい説明が必要かもしれません。というのも、実は私は、本を「書かない」こと、本を「出さない」ことのお手伝いも、同じくらいきちんとしたいと思っているのです。なぜなら、誰もが何がなんでも本を作らなくてはいけない理由などないからです。在社中の企画営業的な仕事でも、私は本当に望まない人に出版を無理強いするようなことはしませんでしたし、私がお世話になっていた出版社も、全社的に無茶なごり押しは厳禁というスタイルで仕事を進めていました。独りになり、身軽になって、今まで以上に明確に中立的なスタンスで仕事をしたい。そう強く思っています。
 
たとえば著者の方が出版社に企画や原稿を持ち込んで本の出版に至る、「企画出版」、あるいは「商業出版」と呼ばれるような方法だけが本を出す道ではありません。電子出版、オンデマンド出版、自費出版等々、「本」というモノを作って流通させ情報発信していく方法は他にもたくさんあります。ある意味では、もう本を書くことや、本を出すことそのもので、頭を悩ませる必要などまったくありません。手伝ってくれる人や企業は、それこそごまんといるからです。
 
しかし、「本」という器には、盛り付けるに値する中身があります。また、本には必ずしも相応しくない中身も。これは在社中から著者の方々に時々申し上げてきたことでもありますが、私はこの時代に本を書くことや、本を出すことは、かえって大きなマイナスになることさえあると考えています。たとえば、貧弱な素材を無理矢理一冊の本にふくらませるような荒っぽい作り方をしたために、Amazonの該当ページに酷評レビューだけを付けまくられ、斬首刑の亡骸のように晒し者になっている本をご覧になったことはありませんか?あれでは情報発信どころの騒ぎではありません。大変なマイナス・パブリシティです。
 
だからこそ、本の出版に向けて無条件に突き進むのではなく、その一歩手前で立ち止まって、それこそ出版を「する/しない」という根本的な選択も含めて、中立的な立場から丁寧な「ナビゲーション」をして差し上げたいのです。もちろん最終的なご判断をするのは、この文章を読んでいるあなたです。その判断が最善なものになるようじっくりとお話をうかがい、あなたが本を出すことによって(あるいは本を出さないことによって)、最高に幸せになっていただきたい。そのためのささやかなお手伝いができればいい。そう考えています。
 
では、「本」に相応しいコンテンツとは一体どんなものなのでしょうか?今この時代に、本を出すことの意味とは何なのでしょう?以下、これまでの自分の小さな経験を基にして書いてみます。私はこの文章によって、論述としての厳密さや正確さを競い合いたいわけではありません。むしろ少々荒いけれども、様々な立場から本の出版に実践的に関わる際の「使える地図」のようなものを示せればと思っています。読者諸賢からの忌憚ないご意見をいただきつつ「より使える地図」に進化させていけるなら、こんなに嬉しいことはありません。少し長くなりますので、下記のフォームを使ってPDFファイルを取得していただき、アウトプットしてお読みになることをおすすめします。ご出版を検討している方の、何かのお役に立てれば幸いです。
 

令和元年( 2019年) 6月吉日
鹿野青介

『これから消える本 これからも残る本』

~それでも「本」を出版したいというあなたへ~

 
出版業界に30年以上関わることで見えてきた「本に相応しいコンテンツ」とは?そして「これからも生き残る本」の条件とは?
 

PDFでお読みいただけます。

メールアドレスを入力して、送信ボタンをクリックするだけ。
A4全13ページ(約16,000字)にまとめた冊子を送らせていただきます。

 

◆本の出版ナビゲーション・メニュー&料金

 

出版カウンセリング 1h/10,000円~

出版の目的やイメージをうかがいながら、「出版しない」ことも含めて最適な方法をご提案させていただきます。
 

構成案(目次案)作成サポート 1企画/10,000円~

お話をうかがいながら、お原稿の「設計図」に当たる構成案(目次案)の作成をお手伝いいたします。
 

企画書作成サポート 1企画/10,000円~

お話をうかがいながら、企画出版・商業出版の企画を出版社に持ち込む際の企画書の作成をお手伝いいたします。
 

お原稿拝見 80,000文字まで/20,000円〜

大切なお原稿を拝見し、感想や、ご希望の方には内容をブラッシュアップするための方向性をご提案させていただきます。
 

タイトル等コピーライト作成サポート 1企画/30,000円〜

ご本のタイトル、サブタイトル、オビやカバー周りのコピーライトの作成をサポートいたします。
 

単行本編集サポート 1企画・お原稿80,000文字まで/300,000円~

取材なども含む単行本出版の編集実務全般をサポートいたします。
 
(※上記金額は全て消費税別です)
 

しかのいえブログ

※ 本の出版に関する記事を抜粋して表示します。

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