百の葉には百の色

その他

葉が落ち始めたら、手の届くところに柿の実がひとつ姿を現してくれました、東京都北区しかのいえです。

今週のしかのいえ本の茶屋の営業は……
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◆11/28(金)
スタッフ両名出張につき臨時休店です。

◆11/29(土)
縁がわ大学講座【“ゆにやん”のおつまみ料理教室&大試食会】
開催につき販売のみです。
☞残枠1名、お申し込み締切は11/28の13:00です!

◆11/30(日)
通常営業で元気に13:00から16:00の店開きです。
スペシャルゲスト1名様来店予定。
ピンときた方はどうぞお越しを。ふふふ
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しかのいえ本の茶屋のご案内・アクセス

今週に入って、柿の木が盛大に落ち葉を散らせ始めています。

風が強かった水曜日の午後に、掃き掃除をしました。

面白いもので、掃き清めただけで庭が広くなったように感じます。

翌木曜の朝にも竹ぼうきを使い、集めた葉を近所の置き場に持っていった時には、大きなポリ袋二つが満杯に。

写真は、掃除の手を止めて一枚一枚見つめたくなるのを堪えていた、柿の葉たちのほんの一部。

紅葉、黄葉の度合いは、葉がさらされる気温の差によって決まる。

テレビの天気予報で、気象予報士の方がそうおっしゃっていました。

差が大きければ大きいほど、赤く、また黄に染まるのだとか。

うちの柿の木で言うと、高いところにある葉はすっかり赤くなり、中段の葉には黄が入り、低いところの葉は緑のまま落ちることもあります。

高いところの方が、陽にされされたり寒風に吹かれたりと、気温差が大きいのでしょう。

それにしても、これが全部同じ一本の木から放たれたわけですよね。

百の葉には百の色、千の葉には千の色。

こういう仕事を、柿の木は驚くほど無造作に、時々小鳥たちを留まらせたりしながら、眉一つ動かさずにやってのけるのだから恐れ入ります。

人間の分際で、自然のすること、その妙に密着してものを思うには、無駄なおしゃべりはやめてただ見入るしかない。

そんな気がしてなりません。

ではでは。

「暮らし」から「つながり」と「仕事」を作る実験室
暮らすLaboratory しかのいえ
公式サイト https://shikanoie.com

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