渋沢栄一ビリケン

本の茶屋

Facebookページに400「いいね」、ただの「家」なのに本当にありがたいこと、ひたすら感謝の北区上十条しかのいえです。

11/6(日)しかのいえ本の茶屋は、通常営業で13:00~16:00の店開き。

御書印めぐりのみなさま、今日はじっくりと対応させていただけますよ。

一休み&お買い物のお客様も、もちろん大歓迎です。

しかのいえ本の茶屋のご案内・アクセス

写真は、11/19・20「渋沢翁oh!まつり」のマスコットキャラクター、「渋沢栄一ビリケン」。

北区在住の古型今戸人形作家・吉田義和さんの手によるものです。

今回のイベントの開催にあたって、ご好意で寄贈してくださいました。

吉田さん、誠にありがとうございます。

この場を借りまして、心より篤く御礼を申し上げます。

古来より日本では……

「尋常(よのつね)ならずすぐれたる徳(こと)のありて可畏(かしこ)き物を迦微(かみ)とは云(いふ)なり」

ということで、良きにつけ悪しきにつけ度外れて優れたもの、とんがったものは、畏敬の念と共に神さまと呼ばれることがありました。

現代の日本でも、「神対応」とか、ドラマの「神回」とか、「神ってる」とか言いますが、これらの言葉の裏側にも日本人の伝統的な心性が透けて見えますし、渋沢栄一翁が幸運の神さまビリケンと化した背景にも、同じ心が脈打っているように思えてなりません。

王子の狐たちが、実に楽し気な表情で脇を固めてくれているのも納得できます。

それにしても、アメリカ由来の神さまと渋沢翁のかけ合わせの妙にも唸らされますし、ビリケンの「野(や)」的な雰囲気や親しみやすさがまた、渋沢翁のご来歴と人物にいかにもぴたりとはまっていて、見るたびに感心させられてしまいます。

渋沢栄一ビリケン、江戸由来の、遊び心たっぷり愛嬌たっぷりの小さな土製の玩具ですが、渋沢翁の本質を憎らしいほど見事に捉えています。

イベントの会期中、しかのいえに飾っておきますので、ご参加のみなさまもぜひお近くでじっくりご覧くださいね。

ではでは。

「暮らし」から「つながり」と「仕事」を作る実験室
暮らすLaboratory しかのいえ
公式サイト https://shikanoie.com

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