暑さ続きで庭の草たちの勢いが収まらない、そろそろ草むしりせねば、北区上十条しかのいえです。
本日9/10(木)、しかのいえ本の茶屋は13:00から16:00の店開き。
……あ、平井さん看板が出てなくてもご安心を、ちゃんと午前10:00には店の間にいるようにしますから。
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再開発中の十条の駅前の様子がだいぶ変わってきました。
やっぱり寂しいですね。
板橋の古い商店街で、後々の世代のことまで見越しながら、町並みを残しつつ柔らかなコミュニティを新生させようとしている友だちの、尋常ならざる苦労が滲むFBの投稿に「継承」という文字がありました。
これは当たり前の話ですが、町が継承を失えば人はその町に帰れなくなります。
いや、もちろん「何らかの」町並みはそこに残るかもしれない。
交通手段がこれだけ発達した世の中で、地上の同じ座標に立つくらい至極たやすいことかもしれない。
でもそこはもう、人が「帰る」場所ではないでしょう。
何やかやがあって町を長く離れ、久しぶりに舞い戻った時に、決して、
(ああ、ただいま……)
とホッとできるような場所では。
たかだか数十年を生きて死んでいくこの身の頼りなさ、弱さを、揺り籠のように優しく守ってくれる町。
そういう町は、私たちにはもう必要ないのでしょうか?
一体全体いつから私たちはそんなに強くなったのか?
この疑問をどうしても拭えません。
「しかのいえ」もこれからどんどん変わっていくかもしれないけれど「帰る場所」「帰れる場所」で在り続けることは諦めたくない。
そう強く思いました。
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暑さ続きで庭の草たちの勢いが収まらない、そろそろ草むしりせねば、北区上十条しかのいえです。 本日9/10(木)、しかのいえ本の茶屋は13:00から16:00の店開き。 ……あ、平井さん看板が出てなくてもご安心を、ちゃんと午前10:0…
鹿野 青介さんの投稿 2020年9月9日水曜日
「暮らし」から「つながり」と「仕事」を作る実験室
暮らすLaboratory しかのいえ
公式サイト https://shikanoie.com