昨日は、中川つよし先生のリコーダー教室の、発表会のリハーサルでした。
10/23の本番を目前にして、チェンバロとヴィオラ・ダ・ガンバの先生との初合わせです。
ほぼ1年ぶりのことで、かなり緊張して、下腹を思い切り締め上げられるような痛みを感じましたが、やっぱり楽しかった。
集中して演奏している間は、体が宙に浮いて、自由に飛んでいるような心地がするのです。
もしかすると、地に足をつけたまま、本当に飛んでいるのかもしれません。
どうしてそんなことが可能なのか、理由は全くわからないけれど。
思い出すと、ため息が出ます。
他のものには置き代えられない、大切な時間です。
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写真の楽譜は、今年演奏する曲の一部分。
dolce(ドルチェ・柔和に・柔らかく)が求められる楽章にもかかわらず、固さが取れない弟子2人の演奏に対して、以前のレッスンで中川先生が口にしたのが「綺麗な朝焼けのような」の一言でした。
このことを思い出し、まわりにも伝えました。
演奏が変わりました。
dolce成分、35%増しという感じ。
人の心を蝶番にして、言葉と音楽は固く結びあっているようです。
ならば、日々口にする言葉、書きつける言葉は、演奏の在り方を大きく左右するに違いありません。
忘れないようにしよう。
では、では。
「暮らし」から「つながり」と「仕事」を作る実験室
暮らすLaboratory しかのいえ
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