今日はリフレッシュのために日中不在な北区上十条しかのいえです。
本日12/1(火)、しかのいえ本の茶屋は定休日。
明日12/2(水)も臨時休業です、ご注意くださいませ。
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写真は、先日しかのいえで開催したベーゴマのイベントの時に、見事なホスト役を務めてくださった平井さんから記念で頂戴した「作品」です。
可愛いしかのいえバンビの絵はTomoyoちゃんの手によるもの。
平井さん、Tomoyoちゃん、お心づくしの贈り物をありがとうございます。
とてもとても嬉しいです。
愛らしい、美しい。
こんな言い方だけではぜんぜん足りない。
実に不思議なんですが、このベーゴマを見つめると、反対にベーゴマからもじっと見返されているような、そんな気持ちにもなるのです。
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平井さんもTomoyoちゃんも、自分の好きなことや、やりたいことに真っ直ぐつながりながら日々を生きるために、繊細な工夫と努力を怠らない人たちです。
そして、ジャンルや対象を問わず、私はそういう風に頑張っている人たちに、いつも宿命的に惹かれてしまう。
こういう感じ方や言い方が、あまりぴんとこない方もいらっしゃるかもしれません。
好きなこと、やりたいことなんて、ただそのままやればイイじゃない。
だって好きでやりたいんでしょ?と。
そう、内から溢れかえるように端的に行動でき、それで満足できるなら何ら問題ないのです。
でも、と私は思ってしまう。
もしもその好きなこと、やりたいことを、自分以外の誰かに捧げたい、あるいはその誰かと共有したいとしたらどうだろう?と。
容易には推しはかりがたい人様の胸の内、心の内を目掛けて、本気で何かを届けたいと思ったら?
写真のベーゴマにはそういう本気が疑いなく籠っていて、私はそれを強く感じます。
面白いのは、Tomoyoちゃんも平井さんも、私の顔色などひとつもうかがっていないところ。
こいつならこうすれば喜ぶだろうとか、こんな絵柄が好きだろうとか、そういう「ためにする」エゴを、ものにも所作にもまったく感じない。
お2人は、ただひたすら好きなベーゴマに、ひらすら好きな絵を描いてプレゼントしてくれた。
そしたら、受け取った50過ぎのおっさんの胸が震えた。
こういうことが起こるには、長い時間と、正しい(おそらく「倫理」的に正しい)工夫が絶対に必要になる。
自分の足元をひたすら掘ることが、いつの間にか人様の足元にも通じていくようなことになるには。
2つの共鳴箱が震えるようにして、自分の「好き」が、自分以外の誰かの「好き」をはっきりと鳴らすには。
全人生を賭け、日々の明け暮れを通じて少しずつ鍛えていくしかない種類の確かな技というものがあって、きっとそれがこのベーゴマを生み、しかのいえに届けてくれた。
私も、ひとつでも多く、こんな風に人の胸に迫る仕事ができるようがんばらなきゃ。
この小さな宝石のようなベーゴマから、励まされてもいるのです。
ではでは、また。
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「暮らし」から「つながり」と「仕事」を作る実験室
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