文章でおしゃべり

本の出版

夜中にふと目が覚めて隣を見たら、カミさんが「シェ~~」のポーズで寝ていた北区上十条しかのいえです。

9/16(木)、しかのいえ本の茶屋はお休みです。

午後はUさんのリコーダーのレッスン、今日も楽しみですっ。

今週の店開きは明日9/17(金)と明後日9/18(土)。

9/19(日)は残念ながらお休みです。

金曜土曜、みなさまのご来店を心よりお待ちしております。

しかのいえ本の茶屋のご案内・アクセス

「北区まちゼミ」で文章の書き方について講座を開きました

ご参加いただいたみなさま、誠にありがとうございました!

何かひとつでも、ご参加いただいた方の「足し」になっていますように。

「良い文章」って、なんでしょう?

書かれた言葉には、記録、報告、売り込み、お誘いなどなど、いろいろな目的があって、目的に応じて要求されるものが違うので、一概に「これ」と言うことは中々難しいと思います。

では、たとえばSNSなどでよく目にする、「おしゃべり」的な文章ではどうでしょう?

これもまた、いろいろなポイントがありそうです。

四方山話的な情報のシェア、感慨の披露、ちょっとした相談や告白などなど、いろんなタイプのおしゃべりがありますからね。

でも、文章を使って楽しくおしゃべりをしたいなら、少なくともこれだけは欠かせないということがひとつあります。

それは「自分とのおしゃべりを普段から楽しんでいるかどうか?」です。

自分が何かを見たり、聞いたり、読んだり、触れたりして、ああイイなと感じたら、そのままほっぽらかさず、

「なんで自分は、いっつもこういうものに惹かれちゃうんだろう?!」

とか、

「この楽しさ、この前のあれに似てるね」

とか、

「そういうの、あの人だったら絶対喜びそうだから教えてあげたい」

とか、頭の中で自分と対話しながら、感じた面白さや楽しさを《もうひと堀り》するクセがついてくると、人とのおしゃべりも俄然カラフルで楽しいものになってくるはずです。

話し相手が自分であれ他人であれ、わくわくするようなおしゃべりの基本は、楽しさ・嬉しさを共有するための《接点の提示》です。

差し出した(あるいは差し出された)接点がマッチしていたら、ひとつの事柄で盛り上がれるし、上手くいけば、

「そういう見方もあるんだ!」

と、自分がイイと思っていたものに、新しい角度から光が当たって、別の輝きを知ることができます。

また、たとえ食い違っていても、

「そこがツボなの!?」

と、やっぱり盛り上がれたりします。

場合によっては、差し出した接点を否定されることもあるでしょう。

でも、自分とのおしゃべりを日頃から楽しんでおくと、気がつかない内に自分の中に「想定問答集」みたいなものができあがるので、大抵のことを言われても、ひどくびっくりしたり落ち込んだりせずに済むようになりますから。

ではでは。

「暮らし」から「つながり」と「仕事」を作る実験室
暮らすLaboratory しかのいえ
公式サイト https://shikanoie.com

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