昨日はノートPCのモニターがブラックアウトし、一時は人生もブラックアウトするかと思った北区上十条しかのいえです(もう大丈夫)。
9/26(日)、しかのいえ本の茶屋は13:00から16:00の店開き。
どうぞ遊びにいらしてくださいね。
写真は、しかのいえ本の茶屋で大人気の本『ロバート・ツルッパゲとの対話』。
ジャケットのインパクトで二度見三度見するお客様続出中のこちらの本、見た目だけでなく中身もすごいわけなんですが、これをお伝えするのが、、ホントに難しい。
「哲学」という言葉がオビに見えます。
でも、哲学の専門用語なんてひとつも出てこないです。
ああ、でも、やっぱり哲学。
思い切り笑わされながら、いつの間にか普段目にしている世界の嘘、思考の嘘を剥ぎ取られ、いろんなことをゼロから考えざるを得なくなってくるから。
その手際のクールさに、思わずため息。
……なんて余裕こいて感心していると、足元をすくわれてすっ転ばされる怖さあり。
だけど、著者のワタナベアニさんは、ただの皮肉屋でも、ニヒリストでもないと私は思います。
この本には、アニさんの実感に裏打ちされた、生きていることの喜びを伝えるページが、時々、遠慮がちに挟まれています。
それが何だかとてもイイ。
パッと手を握られて、その温かさにハッとさせられるというか、そういう嬉しさがあるんです。
この嬉しさ、もう少し説明しようとすると、私的には「なつかしい」という言葉に通じていくのですが、、、
このあたりの理路が、まだちゃんと言葉になってないんだよなあ……
ということで、写真の付箋POPのコピーができあがりました。
はい。
かような次第で、中身を伝えるのが大変難しいのです。
この本をお読みになって、ビシッと決まる一言コピーを思いついた方は、人助けと思ってぜひご一報ください。
店主は頭を抱えております。
では、では。
「暮らし」から「つながり」と「仕事」を作る実験室
暮らすLaboratory しかのいえ
公式サイト https://shikanoie.com