生る

本の茶屋

鹿野伸子絵画展⑬」にご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました!北区上十条しかのいえです。

11/26(金)、しかのいえ本の茶屋は11:00から16:00の店開き。

今日と11/27(土)はオープンし、11/28(日)は臨時のお休みをいただきます。

悪しからずご了承くださいませ~。

しかのいえ本の茶屋のご案内・アクセス

年に1回開催している、母、伸子の13回目の個展が一昨日終了しました。

子育てと家事をしながら職業イラストレーターを続けてきた母の「自分時間」は、昔から「早朝」でした。

夫と幼い2人の子どもがまだ寝ている時間にこっそりと起き出して、小さな音でラジオを付けて音楽を聴いたり、好きなコーヒーを淹れて飲んだりしながら独り絵筆を執り、内的なイメージの世界に沈潜する。

「作家」と言うよりは、「職人」と言った方がしっくりくる、そうした静かで地味な営みを、若い頃から繰り返して倦むことのない母と、ひとつ、またひとつと出来上がり、いつの間にか一度に飾ると部屋からあふれてしまうような数になっている小さな絵たち。

その姿に、庭の柿の木と、山ほど生った柿の実がすっと重なりました。

個展は終わりましたが、おかげさまで母の毎日は来年の実りに向けて元気に継続中です。

柿にはたくさん実をつける「生り年」というものがあり、それは2年に1回。

しかのいえの柿の木は、異例の2年連続の豊作だったので、来年はさすがにあまり生らないでしょう。

そういうわけで、14回年連像の生り年を母が迎えても、お土産で柿はお付けできないかもしれませんが、間が合いましたらぜひまた遊びにいらしてください。

ご来場を楽しみにお待ちしております。

ではでは。

「暮らし」から「つながり」と「仕事」を作る実験室
暮らすLaboratory しかのいえ
公式サイト https://shikanoie.com

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