ラベル

本の茶屋

古いネイビーのダッフルコードを引っ張り出して着込み、今日は気晴らしに出かけてきます、北区上十条しかのいえです。

しかのいえ本の茶屋は1/7(金)からスタートです。

ぜひぜひ、お顔を見せにいらしてください。

しかのいえ本の茶屋のご案内・アクセス

女とか男とか。

親とか子とか。

ゲイとかヘテロとか。

いろいろなカテゴリーを表す「ラベル」と、そのラベルをペタリと貼られた人間は別物です。

ラベルは手前にあり、人間はいつでもその奥にいる。

そして、奥にいる人間は、ひとりひとりがまるで違う。

ひとりひとりが、ラベルによる大雑把なくくりからことごとくはみ出してしまうものを山ほど抱えています。

ラベルがないといろいろ不便になって、私たちは上手く暮らしていけないから、ラベルそれ自体がたちまち「悪」ということではない。

でも、そのラベルを通り抜け、会いに来ようとしてくれる人がいるから。

全力でそのラベルを突き破って会いに行きたい人がいるから、私たちは生き延びることができる。

ラベルと人間の真摯な葛藤劇。

劇場版『きのう何食べた?』はそういう映画でしたよ。

ラベルを破って見合わせる顔と顔の優しさ、そこにあふれる喜び。

胸が熱くなりました。

写真は、一昨日映画館を出た後散策した日本橋界隈。

都会の真ん中の陽の当たる大通り、いやはや十条とは違いますね、

では、では。

「暮らし」から「つながり」と「仕事」を作る実験室
暮らすLaboratory しかのいえ
公式サイト https://shikanoie.com

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