本の茶屋

早朝、庭で小さなガマガエルくん2匹に遭遇、雨が近づいているかもしれませんよ、北区上十条しかのいえです。

7/3(日)、しかのいえでは【ネタバレ御免!大塚麻子さんが、シン・ウルトラマンに見たもの、感じたものを、小一時間、真剣に聞いてみる会。】を開催しました。

友人の大塚麻子さんがFBにアップした、シン・ウルトラマンの感想に胸を打たれ、

「ぜひ語ってください!」

とお願いをしたところ、ありがたいことにご快諾をいただき、昨日のイベントと相成りました。

麻子さん、昨日までにシン・ウルトラマンを劇場で4回(!)鑑賞。

さらに、寸暇をぬって関連の文献やネット上の情報など、幅広く調べてきてくださいました。

作品の各所を深掘りしていく語りは実に見事で、私もまた劇場に足を運びたくてうずうずしております。

「人間は自分を知るのに、他人という鏡を持っているだけだ」

これは小林秀雄の言葉です。

誰かが魂を込めて生みだした、何らかの作品があったとします。

その作品に心掴まれ、一体何が自分をここまで強く惹きつけるのかと語る人は、知らず知らずのうちに、日頃から自分が大切にしているものについて語ることになります。

昨日、シン・ウルトラマンという鏡には麻子さんご自身の姿がくっきりと映っていました。

一人ひとりの人間を大切にしようとする姿勢、優しさ、素直さ、強さ。

とても清々しくて、私は嬉しくなってしまいました。

麻子さん、誠にありがとうございました!

いらっしゃったお客様は、当日にご連絡をいただいた方も含めて最終的に8名に。

昨日はお客様たちの、「聞くマナー」の素晴らしさにも驚かされました。

語られる内容がどれだけ充実していようと、聞く耳がなければ全ては無に帰します。

そういう意味で、昨日のイベントの半分は、お客様の力によってもしっかりと支えられていました。

ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました!

イベントの中身については、Tomoyoちゃんの超絶グラレコの写真をぜひご覧ください。

麻子さんのお話にも登場していましたが、「神は細部に宿る」という言葉があります。

写真のグラレコの命もまた、細部に宿っています。

とてもウルトラマンを観たことがない人が描いたとは思えないこのグラレコ、ぜひ、あちこち拡大してお楽しみください。

Tomoyoちゃん、誠にありがとうございました!

年間100本以上の映画をご覧になる麻子さんの語りイベント、第二弾、第三弾にも乞うご期待です。

麻子さん、ぜひまたお付き合いくださいませ。

ではでは。

「暮らし」から「つながり」と「仕事」を作る実験室
暮らすLaboratory しかのいえ
公式サイト https://shikanoie.com

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