庭の、葉を落とし切った大きな柿の木が強風で揺れ続けるのを最近何度か目撃、真っ昼間でしたが思わぬホラーっぽさに見るたびに目が釘付けだった北区上十条しかのいえです。
今週のしかのいえ本の茶屋は……
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◆3/8(金)
通常営業で13:00~16:00の店開きです。
◆3/9(土)
通常営業で13:00~16:00の店開きです。
◆3/10(日)
通常営業で13:00~16:00の店開きです。
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久しぶりに3日連続フル回転です!
どうぞお越しを。
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5年前、会社を辞めてしかのいえを始めたばかりの頃のこと。
平日の昼間に家の近所を歩いていると、自分が場違いな侵入者になったような気がしたものでした。
30数年間、職場と家の2点間をひたすら往復し、家にはほとんど寝に帰るだけの暮らしをしていた私にとって、ウィークデーの日中の自宅周辺は、地元でありながら見慣れぬ異郷でもありました。
十条の街はもともと母の実家でしたが、私自身は子どもの頃は千葉の柏で暮らしていたので、十条に幼馴染が一人も居なかったことも大きかったかもしれません。
乗っていた飛行機が突然トラブルを起こして無人島に不時着し、生き残って途方に暮れている男。
決して大げさな譬えではなく、地域社会の中での当時の私の立ち位置は、そんな人の境遇に近かったと思います。
それで、です。
長い勤め人暮らしの後、たとえ一時期ではあれ地元で異邦人になったような体験をした者からすると、JINSさんという企業の地域社会との関わり方は実に驚くべきものでした。
地域社会に「進出」するのではなく、地域社会で「共生」するメンバーの一員として地元を元気にする取り組みを続けつつ、本来の眼鏡の事業も行うJINSさん。
まったく対立的ではない、地域社会と企業の融和的な結びつき方に衝撃を受けました。
3/17の日曜日、王子4丁目のベージュ・コミュニティ・スペースで、JINSさんのご活動やお考えについてたっぷりお話を伺うイベントを開催します。
これから先、JINSさんのように地域社会に溶け込みながら事業展開を図る企業は増えてくるのではないか。
ならば、企業と、地域社会の中で起業を果たした事業者との、これまでにはなかったような新たな協働・連携の形もたくさん生まれてくるのではないか。
イベントのタイトル【地域社会で出会う「企業」と「起業」】は、そんな予感から生まれました。
写真は3/17当日に使うスライドの一部。
どんなお話を聞かせていただけるのか、今からとっても楽しみです。
このイベントは、北区コミュニティビジネス創業支援ネットワークの活動の一環ですので、無料でご参加いただけます。
質疑応答の時間もたっぷり設ける予定です。
ご興味のある方はぜひお越しください。
参加申し込みはこちらのページでどうぞ。
ではでは。
「暮らし」から「つながり」と「仕事」を作る実験室
暮らすLaboratory しかのいえ
公式サイト https://shikanoie.com