菜の花のおひたしとか、山菜の天ぷらとか、乙な苦みを口にしたい季節になってきましたね、東京都北区しかのいえです。
今週のしかのいえ本の茶屋の営業は……
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◆3/14(金)
店主によるワンオペですが、がんばりますよ。
通常営業で13:00~16:00の店開きです。
◆3/15(土)
2Fでは1冊の本をゆっくりゆっくり読んでいく読書会がいよいよスタート。
本の茶屋は販売のみで13:00~16:00の店開きです。
◆3/16(日)
2Fではミクロモザイク体験講座を開催予定。
3/14(金)の13:00まで新規のご参加を受け付けています。
ご興味ある方はイベントページで
チケットのお申し込みお願いいたします。
本の茶屋は、このを日も店主によるワンオペでがんばります。
通常営業で13:00~16:00の店開きです。
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この世の中には、言葉で表現するのがとても難しいものがたくさんあります。
たとえば揺れ動いてやまない人の気持ちや思いは、言葉にした途端、嘘になってしまう。
そんなふうに言ったりします。
言葉という道具の持っている性質が、それを使って表現しようとしているものの性質に馴染みにくいがゆえのことです。
でも、いくら言葉で説明するのが難しいからと言って、人間が人間を止めでもしない限り「それ」を無かったことにはできません。
ベルクソンという人は、自棄を起こさずに、生涯をかけて「それ」を見据え、「それ」を語るための言葉を丁寧に研ぎ続けた人です。
彼が終生感じ続けたであろう「もどかしさ」と、辛抱強くつき合うこと。
ベルクソンの哲学に近づくためには、彼の哲学用語の整理整頓以上に、この一事が大切ではないかと思っています。
きっとそれは、自分の中にも渦巻いている「それ」に肉薄するための、長いながい近道になることでしょう。
明日から始まる読書会が今から楽しみです。
ではでは。
「暮らし」から「つながり」と「仕事」を作る実験室
暮らすLaboratory しかのいえ
公式サイト https://shikanoie.com