経済新聞のアクセスランキングトップがベーゴマの記事、赤羽ってイイ、北区上十条しかのいえです。
12/18(金)、しかのいえ本の茶屋は13:00から16:00の店開きです。
冬も深まり、温かいお茶がますます美味しい季節になってきました。
あるタイプの緑茶が新型コロナウイルスを無害化する効果があると、奈良県立医大が発表しています。
緑茶が含む苦み成分でもある「カテキン」というポリフェノールに強い殺菌効果があることは既によく知られており、上の記事が紹介する研究が注目しているのもこのポリフェノールです。
さらなる研究の進展に思わず期待を寄せてしまいます。
ちなみに、緑茶を煎れる時にカテキンを多く出したい場合は、沸かしたての熱いお湯を使うといいですよ。
緑茶まめ知識でした。
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昨日は以前お越しいただいた結婚相談のお仕事に携わる2人の吉田さんと、そのお仲間のみなさんがしかのいえの2Fを使ってくださいました。
用途は「餃子パーティー」が親睦と交流のツールに使えるか、その検証のための会合です。
平日の昼下がり、生姜多め、キャベツたっぷり、ホタテ貝柱の缶詰とオイスターソース少々が隠し味の餃子を、しかのいえのスタッフ2名もご馳走になりました。
こんなスペースレンタルなら、毎日でもいいです、ホント。
ダブル吉田さん、そしてお越しくださったお仲間のみなさん、ありがとうございました!
目の前のホットプレートでふっくら熱々に焼き上がった美味しい餃子をいただきながら皆で歓談。
ダブル吉田さん、さすがご商売柄ですね、「事例研究」ということでしかのいえの夫婦の馴れ初めなども尋ねてこられ、餃子の味が一瞬わからなくなりかけたのですが、いやはや男女の縁やつき合いのことって実に説明が難しいですね。
照れくささもあり、ご参考になるようなお話もほとんどできずに大変申し訳なかったので、しかのいえを見込んでくださったせめてものお礼心を込めて、ひとつだけ書いておきます。
カミさんがどう考えているかはわかりませんので、私の方のことに限って申し上げます。
20数年の結婚生活を通じて、私が手放そうと努めていることがあります。
それは「カミさんと正しさを競う」です。
まったく違う来歴、まったく違う特質を備えた性、まったく違った個性を背負って生きてきた赤の他人同士が、一つ屋根の下で暮らしていく時、価値観やら好みやら習慣やら、そんなものが合致するなんて奇跡です。
でも、好きな相手に自分の好むところ信じるところを受け入れてほしいと強く願わずにいられないのも人情。
だから焦らないで、時間をかけて、それこそもう三食昼寝付きでジワジワちゃかぽことつき合いながら、お互いのことを感じ合い、受け入れ合っていけばいいんですよね。
ただ、そう頭ではわかっていても、相手のことが好きであればあるほど、「なぜわかってくれないの?」という悲しみも怒りも強まります。
そんな時です、拙速な「正しさの競い合い」が始まりがちなのは。
もう少し詳しく言うと「ワタシは悪くない合戦」です。
どれだけ相手のことを気遣っているように装っても、根底にこの競い合いがあるうちは地獄を見るだけです。
がんばりのゴールが「仲良くなる」ではなく、気がつかない内に「自己正当化」にすり替わっちゃっているんですからしょうがないですよね。
誰だって、最後の最後には「ワタシは悪くない」としか言ってこない相手のことなんて、好きになれるはずないです。
ちなみにこれは、人類史上最悪の殺し合いにしばしば発展してきた、数えきれない宗教戦争とまったく同じ構図を持った人間関係です。
はい。
ここまで読んでもうお分かりの方も少なくないでしょう。
かつて私は散々、徹底的にこの手の競い合いをカミさんに仕掛けてきたのです。
本当に申し訳ない、ごめんなさい!です。
かく言う私も、今でもちょくちょくこの競い合いに落ち込んでしまいます。
そのたびに、いかんいかんと思いなおす日々は、死ぬまで続くかもしれません。
でも、肚の底から笑い合って話ができたり、一緒に美味しい餃子が食べられたりする一日を増やすためなら、これはし甲斐のある努力というものではないでしょうか?
ではでは、また。
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