「場」に流れ込んでいたもの

本の茶屋

海苔巻き餅って、どうして何個食べても食べ飽きないんだろう?北区上十条しかのいえです。

今日も、お正月……

昨日は朝から息子と2人で「第70回赤羽BCベーゴマ大会」に出かけてきました。

会場は赤羽にある小学校の体育館。

大人も子どもも一緒になって、力と技を尽くして自慢のベーゴマを回し、勝敗を争います。

楽しみは通常のトーナメント戦だけではありません。

遠くの床(とこ)を目掛けてベーゴマを乗せる敗者復活戦あり、子どもたちの子どもたちによる子どもたちのための大会あり、賞品を賭けた運試し戦あり、制限時間10分で既成のベーゴマに鑢をかけて鍛え、そのコマを賭けた勝負ありと、終日ベーゴマを回し続けてまったく飽きることがありませんでした。

何より素晴らしかったのは、「場」の空気です。

頭の上に余計なものが何も覆いかぶさっていないあの雰囲気。

無理に何かをやらされている人はゼロで、自分から何かを為している人ばかり。

「場」に「居る」だけじゃなく、「場」を「作ろう」としている人もいっぱいて。

身体も心も軽く、その場にいる人と向かい合うことが何だかひたすら嬉しかったのは、気遣いをしてくださる方がたくさんいらっしゃったからでもあるのでしょう。

ほんの数ヶ月前まで、ベーゴマにほとんど触ったことすら無かった私がここまで楽しかったのは、思えば不思議なこと。

あくまでも徹底的にベーゴマの会なのだけれど、きっと他ならぬベーゴマを通じて、もっと大きなところから何かがあの場に流れ込んできていたせいではないでしょうか?

平井さん、赤羽ベーゴマクラブのみなさん、ありがとうございました!

しかのいえでも、しかのいえにしかできない何かを通じて、絶対にあの空気を醸していきます。

再度の緊急事態宣言発令を巡って、今後の状況は不透明ですが、イベントがあれば、ぜひまた参加させてくださいませ。

ではでは、また。

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