おはようございます。
ゴールデンウィークが明けましたね。
しかのいえも、少しずつすこしずつペースアップしていきます……
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「出版企画が会議を通りにくくなった」
業界全体の不振などものともせずに、売れる企画を次々と成立させてきた出版プロデューサーの方が、去年から折に触れて口にするようになった言葉です。
出版不況について取り沙汰されるようになってから、早30年近くの年月が経過しつつあります。
「本が売れなくなった」と聞いたところで誰も驚きはしないでしょうし、私も今さらそんなことが言いたいわけではありません。
お伝えしたいのは、ここにきて状況が加速度的に厳しいものになっているということです。
私たちが直面させられているのは、ただ単に「本が売れなくなった」では済まされない事態です。
出版社が作った本を読者が手にするための「道筋の在り方そのもの」が、大きな曲がり角に差しかかっているからです。
今、本の出版を志す方にとって、本の内容を充実させることだけでなく、この変化を冷静かつ正確に認識することも、必要不可欠なテーマです。
写真は株式会社あさ出版で営業統括をされている木内 準(きうち じゅん)さん。
一般読者のみなさんにはあまりよく知られていないことですが、出版業にとって「営業」は、無くてはならない大切な部門です。
思い切って単純化して言ってしまうと、企画・編集部門が0から1を生み出すセクションだとするなら、営業は生まれてきた1を10に、100に、10000に膨らませるセクションです。
産声を上げたベストセラーの卵を、本物のベストセラーに育てあげるのは営業なのです。
5/18(日)の午後、しかのいえ縁がわ大学では木内さんをお招きして、「本の販売」を切り口にして業界の最新事情を教えていただく予定です。
出版流通の世界で、一体何が起こっているのでしょう。
出版社の営業として本の販売に24年間携わり、今現在も読者に本を届けようと最前線で懸命の模索を続けている木内さんから、この機会に私も虚心坦懐に学ばせていただこうと思っています。
・心を込めて出版した本を、1冊でも多く読者に届けたいと願っている方。
・これから本を出版したいと考えている方。
・自分に合った方法、出版社を選びたい方。
・最新の出版業界の動きについて知りたい方。
こんな方にぜひお薦めしたい講座です。
お話しの具体的なトピックスの例については、こちらのリンクをご覧ください。
ピンときた方は、ぜひご参加を。
長文におつきあいいただき、ありがとうございました。
必要としている方に、この情報が届きますように。
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