「しかのいえ本の茶屋」とは何か?

本の茶屋

台風14号の名称「チャンホン(Chan-hom)」はラオス語で「白檀」の意とのこと、何やらいい香りがしてきそうな、、北区上十条しかのいえです。

10/10(土)、今日のしかのいえ本の茶屋は13:00から16:00まで店開きしています。

日中、上十条2丁目界隈の路上で遭難しそうになったらいつでもお越しください。

17日(土)に延期をしたこちらのイベント以外にも、しかのいえでは来週以降いろいろとありますので、今日の午後、情報諸々、ライブ配信でご案内をするかもしれません。

もしもばったり出くわしちゃったら、ご視聴をいただければ幸いです。

昨日、カミさんが出張ストレッチでお邪魔をしたコミュニティスペースの主催者の方から、

「しかのいえ本の茶屋って、なんなんですか?facebookで見ていても、いまひとつよくわからなくて……」

という、根源的なご質問をいただきました。

さて、どうでしょう?

私が今いささかうろたえつつその一角で文を書いている、このスペースは一体なんなんだろう?

東京下町の築30年超えの一軒家の小さな庭と玄関わきの一室を開放し、少しばかりの本とお茶などを販売しつつ、お越しくださったお客様とあてもなく世間話などをしているここは一体?

住居の一部を外部に開いて、半プライベート・半パブリックな空間を作り、そこで様々な取り組みを展開することを、「住み開き」と呼んだのはアサダワタルさんでした。

この言葉をアサダさんが発明してくれたおかげで、「しかのいえ」も、しかのいえに気軽に触れていただくために設けた「本の茶屋」も、一応カテゴライズできるわけなのですが、それも「一応」というところに止まっています。

鵺(ぬえ)とか蜃気楼とかアトランティス大陸とかと同じで、名前はあるけれど内実がはっきりしないことに変わりはありません。

でもあれです。

私は思うのですが、世間的な定義とか役割とか機能とか、そういうものがあまりかっちりと固定していない場所が、ちょこちょこあってもいいような気がします。

私たちひとりひとりの日常に、さまざまなペルソナが剥がれ落ち、どこの何者でもないようなひと時がちょいちょい差し挟まれているように。

どこでもないような場所で、何者でもなくなり、煎茶を飲み、本のページを繰る、たまたまその場に居合わせた誰かと四方山話をする。

しかのいえ本の茶屋、そういう宇宙の縁(へり)みたいな場所です。

写真は、近所にある路地。

昔の長屋の入り口にあったような、古い屋根付きの木の門の向こう側。

うむ。

ここもかなり宇宙の縁っぽい。

ではでは。

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台風14号の名称「チャンホン(Chan-hom)」はラオス語で「白檀」の意とのこと、何やらいい香りがしてきそうな、、北区上十条しかのいえです。 10/10(土)、今日のしかのいえ本の茶屋は13:00から16:00まで店開きしています。…

鹿野 青介さんの投稿 2020年10月9日金曜日

「暮らし」から「つながり」と「仕事」を作る実験室
暮らすLaboratory しかのいえ
公式サイト https://shikanoie.com

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