次の響きへと伸びていく種を絶えず包み持ったひとつの響きを発することができる者は、反対に、太古の昔の響きへと遡ることもできると思う北区上十条しかのいえです。
本日1/19(火)、しかのいえ本の茶屋は定休日。
今週最初の店開きは明日1/20(水)です。
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お世話になっているリコーダーの師匠・中川つよし先生と、YouTubeで演奏をお届けできないかと構想中。
今日は一日、演目選びのために、あれこれ試し吹きに集中します。
写真は、演目の候補がいっぱい詰まった楽譜集。
法隆寺に仕えた最後の宮大工・西岡常一さんが、著書の中でこんなことをおっしゃっています。
研ぎ澄まされた技と道具で仕事をする一人前の宮大工なら、たとえば飛鳥時代に建てられたお寺の屋根裏に転がっている古い材の切れ端に触れれば、古の飛鳥の工人たちがその材をどんな道具でどんな風に仕上げたかわかる。
その材の成り立ちを、外から与えられる知識や情報からではなく、いわば内側から直覚することができる、と。
私も自分の身体と笛を使って、楽譜の中に転がっている古の響きたちを直知できるよう集中します。
ではでは、また。
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「暮らし」から「つながり」と「仕事」を作る実験室
暮らすLaboratory しかのいえ
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