散ってしまったソメイヨシノの花びらは、毎年一体どこへ消えるのでしょう?北区上十条しかのいえです。
今週のしかのいえ本の茶屋は……
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4/1(金):通常営業で13:00~16:00
4/2(土):通常営業で13:00~16:00
4/3(日):通常営業で13:00~16:00
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久々の、フル営業です。
どうぞ遊びにいらしてください~。
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写真は、ここのところよく聴いているCDです。
私のリコーダーの「先生の先生」、パメラ・ソービー(Pamela Thorby)先生が演奏する、リコーダー協奏曲を集めた1枚。
ヴィヴァルディ、サンマルティーニ、テレマン、演奏の難易度で言うならどの曲も超弩級の☆5つという感じで、
「よくまあこれだけの曲を、これだけ自由に吹けるな……」
と、聴きながら惚れぼれするやら、己が技量とのあまりの違いにすっかり落ち込むやら、誠に恐ろしいCDです。
パメラ先生の演奏のすごいところはたくさんあります。
中でも、今一番私の心に留まっている点は「動きの急変の見事さ」です。
超高速で動いていた直後にゆったりとしたフレーズに移行したり、静止をしたり、そこからまた何の前触れもなくとんでもない速さで動いたりする。
音の強弱についても同様です。
たとえば超一流のサッカー選手や剣の達人は、自分の次の動作を相手に気づかせません。
その結果、見事なドリブル突破や一刀両断が生まれます。
パメラ先生の演奏は、ちょうどそんな感じなのです。
人は動こうとする時、「反動」を利用しがちです。
「せーの」
と、これから動いていこうとする方向の反対に身を引き、目指す動きの準備をしてしまう。
勢いよく動こうとすればするほど、この傾向は助長されます。
「いっせーの、せっ!」
というふうになっていくる。
リコーダーの演奏も同じです。
この、事前の予備動作としての反動や力みをどれだけ消していけるか。
目指す動作だけを、端的に必要最小限の力を使って為し、静止する。
そこから、予備動作なしに次の動きを起こしていく。
パメラ先生に1μでも余計に近づくために、今、この工夫を意識しながら、毎日こつこつ練習しています。
ではでは。
「暮らし」から「つながり」と「仕事」を作る実験室
暮らすLaboratory しかのいえ
公式サイト https://shikanoie.com