中川つよしリコーダー教室・アンサンブルレッスンの風景01

リコーダー教室

9月29日の日曜日は、
月にいちどのリコーダーの
アンサンブルレッスンでした。

毎年10月に開催する
発表会に向けて、
中川つよし先生の教室では、
月の最終日曜日に
午後の2時ごろから
夕方までかけて皆で練習をします。

十数名の大人たちが、
それぞれの生活の時間を
やりくりしながら
練習してたどり着いた
技術と力を持ち寄り、
それこそ欲も得もなく
心を合わせて笛を吹く。

先生の指導を仰ぎながら、
毎月半日分ずつ、
皆でじり、じりと、
アンサンブルの完成度を
上げていくわけです。

一昨日も、そうでした。

こんなことを始めて
かれこれ17年になりますが、
毎度毎度、
本当にありがたいことだと
思っています。

で、いつものように
全体合奏の練習を終え、
今度は数名のグループに分かれて、
先生からの指導を順番に受け、
時刻は18時前くらい。

残るは今年の発表会で
Tさんと私で演奏する、
イタリアのトリオソナタのみ。

このくらいの時間帯になってくると、
私などは頭がだんだん
朦朧となってくるのですが、(笑)
中川先生の気合いはまだ十分。

がっつり30分くらい、
Tさんと集中してレッスンを受けました。

大抵、Tさんとは事前に合わせてみて、

「よかったよかった、
まずまず吹けてる、よね?」

くらいの感じで
先生に見てもらうわけですが……

結局、すかすかのスキだらけ。(笑)

特に私などは、
先生からあっちを突かれ、
こっちを突かれ、
Tさんからも叱られながら、
冷や汗をかくことになります。

でも、
こうしてアドバイスを
いただきながら
練習をしていくと、
演奏は確実に変わるのです。

カメラのレンズのピントが
最後の数ミリのひねりで
ピシッと合うようにして、
テンポが決まり、
フレーズの切れ目や
フレーズごとのニュアンスが
くっきりと際立つ。

まるで覆いのパラフィン紙を
めくるみたいに、
その曲の持っている魅力が
表に溢れだしてくる。

譜面の上の
モノクロの音符の羅列に
過ぎなかった曲の「姿」に、
命の息吹が吹きこまれ、
突然生きいきと
カラフルに躍動し始めます。

たとえ朦朧としている頭でも、
嬉しい衝撃で
思わず正気に戻るというやつ。

はい、やめられません。(笑)

中川教室の発表会、
今年は10月27日(日)の午後です。

場所は北区・西ヶ原の「滝野川会館」。

ご予約無用・入場無料、
どなたでもお聴きいただけます。

詳しくはまた
ご案内を申し上げますので、
御用とお急ぎでなければ
ぜひともお運びください。

では、では。(^ ^)

記事の冒頭の写真は、
9月27日の、
こちらの演奏会のリハーサル風景です。

 

 

「暮らし」から「つながり」と「仕事」を作る実験室
暮らすLaboratory しかのいえ
公式サイト https://shikanoie.com

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