7月28日に
しかのいえで開催した
「大人のための本気の進路相談室」。
昨日は、
その第2回に向けての打ち合わせでした。
7月の第1回では、
テストの意味も込めて
私自身が「埋蔵キャリア」の
「発掘現場/其の一」ということで
みなさまの前に出て、
ファシリテーターの飛鳥井郁枝さんと
公開のキャリアカウンセリングを行いました。
次回の相談室では……
某大手企業にお勤めの
47歳男性・Jさんが、
「発掘現場」になってくださいます。
当たり前のことですが、
大学の学部を卒業し、
まともな人生設計もなく、
都内の中堅出版社に
勢いでもぐりこんで
あっちにぶつかり
こっちにぶつかりしてきた
私のような人間と彼とでは、
生き様も違えば悩みの質も違います。
ただ、昨日、
飛鳥井さんも交えて
お話をじっくりとうかがって、
平成の初め頃から
この国で何らかの組織に
長いこと所属しながら
何とか生き延びてきた
50前後の男ということで、
大きな共通認識があることも
はっきりとわかりました。
それは、
どこかの誰かが
苦労してお膳立てをした場に寄りかかり、
その中である種の役割を
果たしているだけでは、
人生100年の生計は
とても立て切れないということです。
彼は自分のことを
「迷子」だと言いました。
イノセントに過ぎる
自己認識でしょうか?
私はそうは思いません。
これは日本の多くの
アラフィフ男たちの、
嘘偽りない本音です。
実際、
これからの50年を見晴らせず、
行き惑っているという意味では、
私もまったく同様です。
反対に、本当は迷子なのに、
そのことから目を逸らして
強がってみても、
迷いの闇はいよいよ深まるばかり
という気がする。
今、アラフィフ男は、
見栄やハッタリは捨てて、
もっと素直に、
正確に怯える必要が
あるのではないでしょうか?
ちなみに、迷いつつ、怯えつつ、
7月のイベントで私がたどり着いた
取り組むべき課題は
「場を立てる」ということでした。
何らかの形で、
自前の場、
人様に喜んでもらったり、
人様の困り事を解消したりする場、
つまり自分以外のどこかの誰かの
止まり木になるような場を、
いかにしてこしらえるか?
人様が作った場に
ある程度頼りながらでもいい、
たとえ小さなものでもいいから
いかにしてこの自分も
誰かを支える場を作り差しだせるか?
これでした。
Jさんのイベントは
11月17日(日)の午後を
予定しています。
前回のイベントで
90分はあまりに短いことが
わかりましたので、
今度は休憩も含めて
150分から180分を割きます。
定員は前回の20名よりも
もうちょっと少なめ、
15名くらいが適切だろう
という話しになっています。
11月のイベントで、
果たしてJさんは一体どんな場所に
たどり着くことになるか?
当日は、私も参加して、
一緒に全力で勉強をさせていただきます。
また改めて、
ここでアナウンスをいたしますので、
ご興味のある方は
引き続きご注目をいただければ幸いです。
ではでは、また。(^ ^)
*
前回のイベントの模様は、
こちらのブログにまとめていますので、
よろしければご覧になってみてください。
「暮らし」から「つながり」と「仕事」を作る実験室
暮らすLaboratory しかのいえ
公式サイト https://shikanoie.com