Jさんの感想②《「その後」2019.11.19~本当に欲していたもの》

本気の進路相談室

Jさんからいただいた第二の感想がこちらです。

「大人のための本気の進路相談室vol.2」の二日後、
何でもない一日のふとした瞬間に気づいた、
ご自身の変化に関する報告です。

変化の自覚は、長い間、
自分の深いところに在り続けた
欲求に関する考察へと
Jさんを導いていきます……

どうぞご覧ください。

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「その後」2019.11.19 ~本当に欲していたもの~

あれから2日経った火曜日の夕方、夕食の食材を買いにスーパーへ行く道すがら、身体の異変に気が付いた。
「肩の力が抜けている。」
比喩ではなく、両肩がストンと心地良い位置に落ち着き、足の裏全体が地べたにベッタリ貼り付いてる感がある。重心も低く体全体が安定している。
今まで、気が付くと肩に力が入っていて、意識的に「力を抜こう」としてきた。今回はそういうんじゃなく、「自然と、肩の力が抜けた状態になっていることに気づいた」感じ。
何が起きているんだろうと考える。心に去来していたのは「あー、俺は大丈夫なんだ。」感。
2日前の「大人のための本気の進路相談室」の冒頭、「ここに来たきっかけは?」と問われた際、「人生100年時代、この先の生きる術(飯を食べていく方法)を探しに。」と答えた。そう考えた理由は、この先の環境変化に漠然とした不安感を抱いていたから。
私が本当に欲していたのは、”生きる術”なんかじゃなくて、”自分に対する安心”だったのかもしれない。それが得られた。だから、両肩の余計な力が抜けた。

ずっと自分の価値を認めることが出来ずにいた。
会社で以前カウンセリングを受けた際、「なーんにも出来なくたって、OKなんですよ。」と言われた。日本語の意味は分かるが、理解が出来ない。素朴に浮かぶのは「なんで?」の疑問。
「大人のための本気の進路相談室」参加者からのメッセージの一つに「人に見られている意識が強くて、ちゃんとしようとし過ぎてるんじゃない?ちゃんとしてない姿を喜んでくれる人もいるかもよ♪」の指摘があった。「ちゃんとしようとし過ぎてる」についての指摘は「その通り」だと思った。
出来ない奴と評価されるのが恐くて、嫌われるのが恐くて、居場所を失うのが恐くて、職場でも家庭でも、自分の考える”あるべき姿”常に100%でなければならない、と思っていた。会社のカウンセラーからは「それはしんどいですね。」と言われた。「え?」と思った。「みんなそうなんじゃないの?」って。「そうか他の人はそうじゃないんだ!だから仕事全然出来ないあの人もすごく楽しそうにしてるんだ。」とは思うのだけど、自分の価値には繋がらない。
客観的には仕事もあってメシも食べれて、それ以上に何を望むのかしら?と思うのだけれど、自分では自分の価値を感じられなかったのだから仕方ない。

今回、自分に対する安心を得られたのは何故か。過去の仲間内での相手の表情や対応から「好意的には見られているっぽい」のは感じてたんだけど、その理由がわからない。今回、それが見えたから、自分が相手に与えている印象、影響が見えたことで、納得感を得られたから、今まで出来なかった「自分の価値を認める」ことが出来て、その結果として安心を得られたのかもしれない。
47歳にして、自分を認めることが出来たっぽい。スタートラインに立ってる感じ。なんだか、この先にワクワクしている自分がいます。

「しかのいえ」を提供してくれた鹿野さんご家族
参加者のみなさま
キャリアカウンセラーの飛鳥井さん
本当にありがとうございました。

「暮らし」から「つながり」と「仕事」を作る実験室
暮らすLaboratory しかのいえ
公式サイト https://shikanoie.com

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