昨日、板橋駅近くで開店中のセレクトショップ「下町のハチドリ」さんで買ってきたクッキーを食べるのが楽しみな、北区上十条しかのいえです。
5/30(日)、しかのいえ本の茶屋は、13:00から16:00の店開き。
今日は青空営業できそうです。
どうぞお越しを~っ。
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写真は、昨日いらっしゃったお客様。
以前、篠崎の本屋さん「読書のすすめ」のご縁で一度お目にかかった方。
嬉しいことに、訪ねてきてくださいました。
FBでのつながりはあったものの、ほとんど10年ぶりの再会。
でも、何だかこれまでもちょくちょく顔を合わせてきたような柔らかい空気感で、心楽しく語り合うことができました。
私は今54歳です。
「やりたいこと」「大好きなこと」から目をそらさずに生きていくために、2年前にカミさんと「しかのいえ」を始めました。
興味関心のジャンルや、具体的な選択肢はまったく違いますが、カミさんも自分の「やりたいこと」「大好きなこと」と真正面から向かい合う生き方を一緒に始めています。
今しみじみ思うのは、「やりたいこと」や「大好きなこと」と、お金を稼ぐこととは、ピタリと重なっていなくても全然OKだということ。
重なっていたら素晴らしいし、どちらもとても大切だけれど、一緒にしなきゃいけない義務なんてない。
別々に取り扱ったって何の問題もないということです。
逆に、重なっていようが別々だろうが、なりふり構わず続けずにはいられないことこそが、きっと本当に「やりたいこと」であり「大好きなこと」なのでしょう。
もしもそういうものがあるのなら、肝心なのは、自分の中の「それ」を決して胡麻化さないこと。
そんな真似をしたら、いつか「それ」に復讐される。
手ひどいしっぺ返しを喰らうことになります。
なぜなら、私は「それ」を、私だけの力で私の中に置いたわけじゃないから。
これまでに関わったすべての人たちからもらい受けたもの、関わった物事から得た何か、そういう恩恵や糧の支えがあったからこそ「それ」はそこにあるから。
つまり「それ」に嘘をつくことは、自分だけでなく、自分を支えてくれたありとあらゆるものに嘘をつくことであり、蔑ろにすることだからです。
大人の夢には、それまでの人生の歩みの、歴史の重みがずっしりとかかっている。
そこには、今はもうこの世にはいない人たちからの贈り物の目方も必ず含まれているはず。
だからこそ揺るぎないし、決して自分勝手には扱えない。
昨日の木本さんとの対話を通じて、改めてそんなことを実感しました。
木本さん、ありがとうございます!
ぜひまた遊びにいらしてくだいね。
「暮らし」から「つながり」と「仕事」を作る実験室
暮らすLaboratory しかのいえ
公式サイト https://shikanoie.com