明日の昼夜のまかないは「カレーうどん→カレー丼」、カレーダブルヘッダーで乗り切ることに決めた北区上十条しかのいえです。
今週のしかのいえ本の茶屋は……
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◆3/4(土)
店主は13:30から14:30までリコーダーレッスンで中座しますが通常営業しますよ、13:00~16:00の店開きです。
◆3/5(日)
華代子氏が「幸せの黄色いベンチ・シンポジウム」に登壇のため終日不在。私ひとりで元気に通常営業します!13:00~16:00の店開きです。
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御書印のお客様もウェルカムですっ。
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「しかのいえ」的な場所を、他にも増やしていくためにはどうしたらいいだろう。
これは、私たちが新たに取り組み始めた課題です。
しかのいえを立ち上げた2019年に、私たちは北区ビジネスプランコンテストに挑戦しました。
応募した事業計画書の末尾に、私は次のような趣旨のことを書いています。
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【1】
昭和の時代、今のしかのいえが建っている場所には、私の母の実家である古い文化住宅が建っていた。
【2】
その家には大きな縁側があり、近所の大人たちはそこに集い、交流していた。「縁側コミュニティ」とでも呼ぶべき場がそこにはあった。
【3】
自宅の一部を開放してイベントなどを行う「住み開き」的な手法によって、かつての縁側的なコミュニティを復活させることは、しかのいえの事業展開の大切な目論見のひとつ。
【4】
現代版の縁側コミュニティを使って、新たな地域のネットワークや、新たなビジネスや文化的な活動の種を育んでいきたい。
【5】
また、住み開き的な取り組みは初期投資費用が少なくて済むので、区内の様々な住居で、様々な内容や規模で比較的かんたんにコピー&実践可能である。
【6】
私たちの事業が「地域住民のつながり」という、地域産業活性化のための目に見えないインフラを区内に充実させていく、ささやかなサンプルになったら嬉しい。
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昨日の投稿で、私たちが本当に求めている「居場所」は、ある種の条件を満たした「人」ではないかというお話をしました。
そして、「居場所になれる人」の存在が、コミュニティの質を根本的に左右する、とも。
ならば、しかのいえ的な展開を「コピー」していくためには、少なくとも次の2つの課題があります。
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【A】
私たちがここに集ってくださる皆さんと一緒に育ててきたものを手渡せる、「居場所になってくれる人」に出会うこと。
【B】
しかのいえの本当の中身である、「人」も伝えること。
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住み開き的なやり方自体はとても敷居が低く、取り組みやすいものです。
また、しかのいえのこれまでの取り組みを具体的に精査検証し、整理して伝えることも、力仕事にはなるでしょうが、やってやれないことはないでしょう。
問題は、【A】と【B】。
「人」に関わる部分です。
どうすれば上手くいくか、じっくり考えてみます。
写真は、赤ちゃんだった母を抱く、今は亡き祖父。
大変なモボでした。
2人の後ろに写っている洋間は、今のしかのいえがある場所に建っていた母の実家です。
ではでは。
「暮らし」から「つながり」と「仕事」を作る実験室
暮らすLaboratory しかのいえ
公式サイト https://shikanoie.com