難易度

リコーダー教室

昨日のお昼にいただいた板五米店さんの「のり弁」の美味しさにまだ感激している、北区上十条しかのいえです。

5/12(水)、しかのいえ本の茶屋は13:00から16:00の店開き。

天気が良ければ青空営業予定です。

どうぞお越しください。

しかのいえ本の茶屋のご案内・アクセス

今日の午前中は、リコーダーのレッスンです。

二週間に一度お見えになるUさんと、毎回30分ずつアルトリコーダーの二重奏を楽しんでいます。

写真は、今日のレッスンで吹く曲。

ヘンデルの有名なサラバンドの一部を編曲したものです。

◆もとはこの曲(48秒あたりから)

「サラバンド(sarabande)」はバロック時代の組曲に出てくる舞曲の形式のひとつ。

四分の三拍子か二分の三拍子の二拍目に、軽いアクセントか長い音符のあるリズムが特徴です。

音楽辞典などを見ると、起源はメキシコで、16世紀のスペインに現れたようです。

最初は速いテンポの曲だったようですが、次第に荘重(そうちょう)な曲が多くなっていったとのこと。

Uさんのレッスンはスタートしたばかりなので、演奏する曲は短く、音符の数は少なく、リズムもシンプルで、いわゆる難易度はまだそれほど高くありません。

でも、よく考えてみれば、こうした難易度とは「演奏する側の都合」を言っているだけの言葉です。

聴いてくださるお客様の側からすれば、曲が複雑だろうがシンプルだろうが、長かろうが短かろうが、大切なのは耳にした音楽に心を揺さぶられるかどうか。

難易度が低い曲では、こけ脅しやハッタリが利かない分、聴いている人に楽しんでいただく演奏をするのは逆に難しかったりします。

たとえば、一本のアルトリコーダーで「赤とんぼ」を吹いて、聴いている人に本当にしみじみしていただくのって、かなり「難易度」が高いです。

今、Uさんとのレッスンを通じて、シンプルで小さな曲を題材にしながら、この基本的な事柄を丁寧に辿り直すことができています。

Uさん、ありがとうございます。

今日も、楽しみにお待ちしていますので、どうぞよろしくお願いいたします。

ではでは、また。

「暮らし」から「つながり」と「仕事」を作る実験室
暮らすLaboratory しかのいえ
公式サイト https://shikanoie.com

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